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「写真っていうのはまだ見ていないものを見せてくれる」。
光田由里さんと町口覚さんの戦前から戦後までの写真を行ったり来たり。

渋谷区立松濤美術館学芸員光田由里さんと、デザイン事務所マッチアンドカンパニー主宰町口覚さんをお招きして、2010年9月3日に開催した百年「と」写真~写真と芸術の界面から~。
光田さんの著書「写真、『芸術』との界面に」で触れられている野島康三や安井仲治のいた1920代から、match and company新レーベル「M/light レーベル」が扱う田村彰英や大辻清司が活躍した1960年~70年代を経て、現在へ。写真と写真家の歴史、影響を受けた時代や写真家について語って頂いた2時間を、ほぼ全て文字にしました。全部で3回にわけ、順次公開していきます。

光田由里(みつだ・ゆり)

兵庫県西宮市に生まれる。京都大学文学部卒業。富山県立近代美術館を経て、渋谷区立松涛美術館に勤務。専攻、近現代美術史および写真史。主な編著書には、『写真、芸術との界面に写真史1810年代‐70年代』(青弓社、2006年。日本写真協会学芸賞)などがある。

町口覚(まちぐち・さとし)

1971年東京生まれ。デザイン事務所マッチアンドカンパニー主宰。95年、同世代の写真家40人の作品を収録した写真集『40+1 PHOTOGRAPHERS PIN-UP』を製作発表し、一躍脚光を浴びる。以来、日本の写真界をリードする写真家たちの写真集を数多く手掛ける。また、映画や演劇のグラフィックデザイン、書籍の装丁なども数多く手掛ける。常に表現者たちと徹底的に向き合い、独自の姿勢でものづくりに取り組んでいる。05年、自身のデザイン事務所から写真集レーベル「M」を立ち上げ、発行・発売元となり、書籍販売Webサイト「book shop m」を運営。07年、大河ドラマ『風林火山』の公共ポスターデザインを担当。現在、家具ブランド『arti』、王子製紙が運営する『OJI PAPER LIBRARY』のトータル・アートディレクションを手掛けている。
http://www.matchandcompany.com/

2010年9月3日開催|百年「と」写真~写真と芸術の界面から~|ゲスト:光田由里、町口覚 より