遅くなりましたが、6月2日(土)百年と山伏と島  ~豊かさってなに?~坂本大三郎×鯨本あつ子トークイベントはよかったなぁ。学ぶことの多い時間となった。お話しされていた内容とともに、お二人の「健康」的なところに魅力を感じた。考え方が「健康」であるというのはもちろん、山伏である坂本さんの身体的な「健康」な状態にも「豊かさ」を感じた。自然に感応する能力、知性と身体の密接な関係を気づいている人に感じられる特有の気配があった。おそらく山や海が身近にある生活をしている人から感じるブレなさみたいなのと同じなんじゃないかなと思った。「豊かさ」というのは身体的であるのかもしれない。

右から坂本さん、鯨本さん、今回司会を引き受けていただいた加藤基さん(『山伏と僕』リトルモアの編集者。『ぼくは猟師になった』も手掛けています。)。みなさんありがとうございました!
 
『日本の文脈』内田樹・中沢新一を読了。「山伏と島」同様、いま考えている仕事を前進させてくれた。