昨晩、息子の青と風呂に入っていたら、ちんちんびよーんと伸ばしておしっこをしたそうだったので、どうぞ、と促したらおしりからうんちが出てきた。しかも立派なやつ。そっち!と驚きと悲鳴をあげたら、青は突然の大きな声に怖かったのか泣いてしまった。父さんも少し泣きたいぞと思いながら、おそらくうんちがおしりについているだろうにも関わらず抱っこして落ち着かせた。妻が犬のうんちを拾うようにしてきれいにした。新生児のころは湯船のなかでされうんち(まだ固形ではない)まみれにもなった…。これで7回目だ…。
話はかわって、今日から一年間アルバイトとして働いていた脇山さんに社員として働いてもらうことになった。まだまだなところもあってしょっちゅう小言を言われているけど、辛抱強く頑張ってくれた。興味もいろいろと持ち出してくれているようだ。本屋で働くということは、自分の知らない世界を知る機会が多いということでもあるから、それを楽しんでくれたらいいなと思う。もちろん、会社により貢献してほしい。
そんなわけで社会保険、雇用保険などの手続きをする。問題なく申請が通る。ひとつ申請したい助成金があったけど期日に間に合わなそうだ。
これで体制も整い、いよいよ「次」のステップへ行こうと思うし、背中を押されたような気がする。いいわけもできない。経営者としては不安と緊張が強くありつつ、楽しみもあるし、自分自身に期待している。
明日6月2日のイベント、百年と山伏と島 ~豊かさってなに?~坂本大三郎×鯨本あつ子トークイベントはまだ若干数席があるので、当日券をご用意します。ぜひご参加ください!
『山伏と僕』のなかで、イラストレーターでもある坂本さんは仕事が増える中で、「絵を描くことが、楽しいことだったということを忘れていました。」「でも、絵を描かなければお金は貰えず、生活はできません。やがて、人間の身体や精神に背かないような、人間の本性にそった生き方とはどのようなものなのだろう」と考えるようになったそうです。
ぼくも以前働いていた新刊書店で、毎日大量に機械的に「処理」していくしかない本に対して、いつのまにか自分を成長させてくれた本に対して敬意を払うことを忘れていった。本はただの「商品」でしかなかった。ある日、それに耐えきれなくなって辞めることになり、本をただの「商品」から解放すべくいまのお店を立ち上げることにした。
山と島から「人間の本性にそった生き方」を学びたいし、それを継続するモチベーションのようなものを知りたい。そこから「豊かさ」というのが見えてくるのではないだろうか。