かなり寒くなってきた。今日は一日絵本の整理と手入れなど。ネットを中心に進めて目がシパシパ・アゲイン。すっかり秋も深まって、もはや冬のにおいもしてきた。天気が良かったので吉祥寺は休日らしい賑わい。秋の吉祥寺は、スタバのコーヒーもおいしく感じられたり、行列のできる店に並ぶのもさほど苦じゃないし、井の頭公園の雰囲気も良くてなかなか良いのだった。

オババコアック読み始め。キルメン・ウリベ「ビルバオ~」とのつながりでバスク語で書かれた小説(スペイン語で書かれたものもあるらしいけれど)。「ビルバオ~」とはだいぶ違った印象。言葉と私、書くということにまつわる小説(のような気がする。現段階では)。来週はいよいよキルメン・ウリベ来日で外語大とセルバンテス文化センターで講演会がある。東京での講演のあとは、関西をすっとばして沖縄で講演をやるそう。沖縄詩との関連性がテーマのようで、このニュースは今週もっとも興奮したニュースでした。都知事の辞職よりも。ものすごく行きたいとむらむらしたのち、講演というよりも夏の休みで赴いた沖縄にまたもすぐ行きたくなっていることに気付いた。泡盛が一合300円の楽園。

冬の準備をさくさく進めている。布団を厚いものに変えたり、お湯の設定温度をあげたり、もこもこした靴下を出したり。冬はぐっと家で飲むことが増えるのですこし寂しい。夏の日に、夕方ごろから飲み始めて2軒目を出るときもまだ19時過ぎくらいで、これからまだ2軒はいけるな!というあの気持ちは、決して若さからではなく夏の夜の過ごしやすさにあるのだった。冬は行ったことない店に行くためにうろうろ歩けないし、1軒目を出たときの寒さで気持ちが折れて家に帰りたくなってしまう。冬は家で焼酎や日本酒をあっためて飲むに限る。さびしい。