丹下段平

今日は過ごしやすい天気だったからか、いつもよりお客さんが多かったような気がする。過ごしやすくとも日差しがきつかったので、眼球がやられてしまって終日目がジリジリしていた。あまりにも痛むので休憩時間に眼科へ行って薬を処方してもらって眼帯をすることに。眼帯なんて目のマスクでしょと思っていたのだけど、いざしてみると思っていたよりも恥ずかしい。全然目のマスクじゃなかった、丹下段平だった。片目がふさがれていると思っていた以上に不便なもので、本は読めず、人との距離はつかめず、視野が狭まって非常に難儀。あまり目を光にあてない方がいいらしいので、しばらく丹下生活が続くかもしれない。時折目が激しく痛むので、そういうときはそっと目を閉じて、自然と涙が流れるままにするしかないのだけど、はたから見たらジョーの最後の試合を思い出し涙する丹下に見えるのかと思うとどんより。最初はレジデンツを鼻歌で歌いながら「私の眼球もレジデンツの仲間入りしたのかしら」とちょっと余裕をかましていたのに、あまりに難儀でだんだん悲しくなってきた、はやくレジデンツを脱退して戻ってきてほしい。
 
最近、ミニコミ・リトルプレスの取り扱いが増えてきた。アートブックフェアの影響もあるのだろうか。今年のアートブックフェアで一番印象に残ったのは、「何か楽しいものがあるかもしれない」という会場の雰囲気だった。もちろんお祭りだからというのもあるのだろうけど、あんなに素直で楽しげな雰囲気が漂う場に久しぶりに行った気がした。
 
昨日はもう一人の百年スタッフを誘って、東急横でやっていたふれあい祭りに行ってきた。毎年ふれあい祭りを横目で見ながら、一人で行くのもなあと侘しさを感じていたのだけど、4年目にしてついに参加することができて嬉しかった。ふれあった。