わちゃわちゃ

今日はお昼から「<建築>としてのブックガイド」刊行記念トークイベント「本からはじまるいろいろなこと」。 お越し下さったみなさま、ありがとうございました。
第一回目のイベントにもご出演頂いた仲俣暁生さんと、ブックガイド編集者の辻本力さんと藤原ちからさん、ブックガイドに執筆させて頂いたので百年店長も参加し、本からはじまるいろいろなことを語って頂いた。 
今日は都内各地で様々なイベントが開催される日でもあったらしく、残念ながら十分な集客とはいえなかったけれども、書店でブックガイドが目にとまってつい手が伸びた方にこそぜひ聞いてほしい充実した内容だったと思う。ブックガイドそのものについては勿論、編集するということについて、仲俣さんと辻本さん、藤原さんの3名の立場から見えるものを率直にお話し下さった。今回は少人数勢だったので、お客さんとゲストの距離も近く、質疑応答というよりも意見交換に近いような場が生まれたのもよかったと思う。個人的には、ゲストのお三方の発言が前向きで力強く響いたのも、それぞれが「いま」「ここで」という意識を強く持っているからだと感じたとともに、私も必死で「いま」を追いかけなければなと思った次第。 
 
イベント終了後はビュンと店内を片付けて、本の整理、ネット管理などなど。今日のイベントをボイスレコーダーで録音したのだけど、録音内容をパソコンに転送するのにやたら手間取る、そしてまだできていない。アイポッドも未だに曲の転送ができないし、小さい機械とパソコンを繋いでわちゃわちゃやることが苦手なんだと思う。 
 
「神的批評」を読み終える。興奮しながらメモをとり、ページを繰るという体験を久々にした。とりわけ魯山人に関するテキストが素晴らしく、後半に圧倒された。うなる節多々。あとは「17歳の肖像」を見てがっかりし、ワインを飲みながら映画「ナイン」を観て「外国の血は怖い」など思い、あっという間に過ぎた1週間。来週には3月になる。