48時間
今日は寒かったからか吉祥寺の街もそこそこの賑わい。今日から百年の下にできた洋服屋がオープン。メンズもレディスも扱っている模様。洋服見て古本見て、かつ地下にあるタイ料理屋でタイ料理も食べれる、ムラタビルがいま熱い…!(ということにしたい)。
明日は古書市場の大市。毎年2月に開催されるのだけど、大市のときは会館の様子もがらっとかわり、スーツを着用した人々で溢れ返るのがなんだか面白くて心浮かれる。大市でしか見れないもの/出会えないものというものがあって、行くだけで勉強になる。今週は大市もあるので本の整理週間だった。おかげでここ数ヶ月でもっとも店内がすっきりした。当たり前のことだけれど、どんなに優れた本もお客さんの目に触れなければどうしようもない。本の値段を決めた以上、たとえ一度であってもお客さんの目に触れる必要がある、もっとそこにエネルギーを費やさなければと思いながら本の整理も進んで、棚も少しだけ変わった。先日お売り頂いたウィレム・サンドバーグの「nu」というアートブックが素晴らしかった。
最近よくクラッシュを聞く。高校生のころは48hoursを聞きながら「まさにね…」とか思っていたけれど、もう思わないことはきっと幸せなことなんだなと思ったはしから、ただ単に2連休じゃないからなのではとも。「1970年代転換期における「展望」を読む」を読み進めている。当時掲載されたいくつものテキストを読み進めていくと、ひとつのイメージが徐々にできあがってくる。それがどんなものなのか、まだ全体をつかめていないけれど早く読み取りたい。