小説家が写真を撮るということ

作家の柴崎友香さん、堀江敏幸さんをお招きしてトークイベントを開催します。

写真を作品として発表している小説家というのはあまり思いつかない。もちろん、小説家が写真を撮ろうが、絵を描こうが、歌をうたおうが、なにをしてもかまわない。ただ、そのとき、小説家にとって、「小説」以外のものは小説とどんな関係にあるのだろう。
小説家が写真について語ることは、小説について語ることとなるのだろうか。柴崎友香さんと堀江敏幸さんのはじめての対談。興味はつきない。
柴崎友香さんの「柴崎友香パノラマ写真展」も9月21日(土)~10月14日(月・祝)百年にて開催です。

柴崎友香(しばさき ともか)
1973年大阪生まれ。映画化された『きょうのできごと』で作家デビュー。2007年に『その街の今は』で第57回芸術選推奨科学大臣新人賞、第23回織田作之助賞大賞、第24回咲くやこの花賞受賞。2010年に『寝ても覚めても』で第32回野間文芸新人賞受賞。著書に『青空感傷ツアー』『フルタイムライフ』『また会う日まで』『星のしるし』『ドリーマーズ』『よそ見津々』『ビリジアン』『虹色と幸運』『わたしがいなかった街で』等多数。
柴崎友香よう知らんけど日記WEB 公式サイト

堀江敏幸(ほりえ・としゆき)
作家・フランス文学者。早稲田大学文学学術院教授。1964年、岐阜県生まれ。著書、訳書多数。1999年、『おぱらばん』(青土社/新潮文庫)で三島由紀夫賞受賞。2001年『熊の敷石』(講談社文庫)で芥川賞、2003年『スタンス・ドット』(「雪沼とその周辺」所収、新潮文庫)で川端康成文学賞を受賞、2006年『河岸忘日抄』(新潮文庫)で読売文学賞受賞。訳書に、ジャック・レダ『パリの廃墟』(みすず書房)、フィリップ・ソレルス『神秘のモーツァルト』(集英社)など。近著に『燃焼のための習作』(講談社)、『余りの風』(みすず書房)などがある。また、写真集『目ざめて腕時計をみると』(ビームス)がある。

9月14日(土)11:00~ 百年店頭にてチケット先払いの方優先予約開始。
9月15日(日)11:00~ 店頭・メール(HP右上の「お問い合わせ」もしくはmail@100hyakunen.com)、電話(0422-27-6885)にて受付開始。予約の際はお名前と参加人数をお知らせください。
※当日までに、百年にて『よう知らんけど日記』をお買い上げの方はイベントが100円引きになります。

10月6日(日)19:00~20:30
チケット代 1000円 ※定員 50名