百年「と」デザイン

松本弦人×服部一成×町口覚
~『町口覚 一〇〇〇』と『Tokyo TDC 一〇〇〇』から読むデザイン~

さまざまな場所を横断しつづけるデザイナー・松本弦人さんによる個人出版の可能を広げた新しいメディアBCCKS。そのBCCKSから出版された、小さいながらも圧倒的なボリューム「一〇〇〇本」シリーズ。写真家からいま最も信頼されるブックデザイナー町口覚さんの初の著作であり、町口さん自身がセレクトした写真集の写真集『町口覚一〇〇〇』。1990-2012に東京TDC賞・受賞全作品を掲載した『Tokyo TDC 一〇〇〇』。

松本弦人さん、町口覚さん、そして、東京TDC賞2007年、2008年のグランプリでもあり、グラフィックデザインを先導している服部一成さんをお招きし、3人はそれぞれ『町口覚一〇〇〇』『Tokyo TDC 一〇〇〇』をどう読んだのかをお話ししていただきます。「デザイン」と「デザイン史」の過去と未来をめぐるトークイベントです。

松本 弦人(まつもと げんと)
グラフィック・デザイナー。1961年東京生まれ。DTP黎明期からデザインの枠を超えた活動に取り組む。近年はBCCKSのコンセプト設計・企画を主軸に置き、今年6月に発行した「一〇〇〇本」で個人出版の可能性を追求する。マルチメディアグランプリ、日本ソフトウェア大賞、The Best Interactive Awards 他、グラフィック以外の賞も多数受賞。

服部一成(はっとり かずなり)
グラフィックデザイナー、アートディレクター。1964年東京生まれ。ライトパブリシテイを経て2001年よりフリーランス。主な仕事に「キユーピーハーフ」の広告、雑誌『真夜中』『流行通信』『here and there』、「三菱一号館美術館」「ユトレヒト」のロゴタイプ、横山裕一『ルーム』(ハモニカブックス)、楢橋朝子『EVER AFTER』(オシリス)のブックデザインなど。作品集に『服部一成グラフィックス』(誠文堂新光社)。

町口覚(まちぐち さとし)
1971年、東京都生まれ。デザイン事務所「マッチアンドカンパニー」主宰。気鋭の写真家たちとの交流が深く、これまでに数多くの写真集をディレクションしている。また、映画・演劇・展覧会のグラフィックデザイン、書籍の装丁などを幅広く手掛け、常に表現者たちと徹底的に向き合い、独自の姿勢でものづくりに取り組んでいる。2005年、写真集レーベル「M」を立ち上げ、発行・発売元となり、〝日本の写真集を全世界へと所属させるため〟写真集販売ウェブサイト「bookshop M」を運営。2008年より世界最大級の写真の祭典「PARIS PHOTO」にも出展しつづけている。
match and company WEB
bookshop-m

8月24日(土)11:00~ 百年店頭にてチケット先払いの方優先予約開始。
8月25日(日)11:00~ 店頭・メール(HP右上の「お問い合わせ」もしくはmail@100hyakunen.com)、電話(0422-27-6885)にて受付開始。予約の際はお名前と参加人数をお知らせください。
※当日までに、百年にて『町口覚一〇〇〇』『Tokyo TDC一〇〇〇』をお買い上げの方は100円引き。


9月15日(日)19:30~21:00(開場 19:00)
チケット代 1000円 ※定員 50名