百年「と」写真雑誌 ‐進化する写真雑誌の今‐

 

写真をゆっくり読む雑誌『IMA』エディトリアル・ディレクターの太田睦子さんと、ふたりの写真家を選出しそれぞれの作品をほぼ同じページ数で掲載する新しい表現スタイルの写真雑誌『写真画報』編集者の沖本尚志さんをお招きしてトークイベントを開催します。
現代写真の視点を追う写真表現の総合誌『photo graphica』が2011年に休刊。1年後の2012年より写真をゆっくり読む雑誌『IMA』-living with photography-が創刊。2013年二人の写真家を選出しほぼ同じページ数で掲載する新しいスタイルの写真雑誌『写真画報』が発売される。近年写真雑誌の視点は進化しその活動は個性的だ。文化的な横断の風を感じる読み物を入れる雑誌作りがある一方で、写真を見ることをよりダイレクトに考えさせられる誌面作りもある。
旅、食、ファッション、アートなど様々な分野に携わり『IMA』のエディトリアルディレクターを務める太田睦子さんと『photographica』に続き『写真画報』を立ち上げた沖本尚志さんのお二人に、写真雑誌を立ち上げるまで、雑誌編集で大切にされていること、今後の展開について伺う。

太田睦子(おおた むつこ)

早稲田大学第一文学部卒業後、91年サントリーに入社。雑誌『マリ・クレール』編集部を経て、『エスクァイア』『GQ』などで特集を中心に、旅、食、文学、アート、写真などのジャンルを担当。その後、フリーランス編集者となり、さまざまな雑誌、村上隆氏のプロジェクトや単行本、美術館のカタログに携わる。2012年より新しい写真雑誌『IMA』のエディトリアルディレクターを務める。IMA公式サイト

沖本尚志(おきもと たかし)

1966年、東京生まれの編集者。産業系新聞社、IT情報誌編集部等を経て2001年にMdN入社。2005年、写真雑誌『PHOTO GRAPHICA』を立ち上げる。現代写真と写真表現の探求をテーマに、毎号ひとりの写真家を取り上げ掘り下げるスタイルを確立。2011年、MdNを退社しフリーに。2012年9月、自主出版レーベル「silverbooks」を設立。2013年1月、企画・編集を担当した写真雑誌『写真画報』(玄光社)が発売。

11月2日(土)11:00~店頭・メール(HP右上の「お問い合わせ」もしくはmail@100hyakunen.com)、電話(0422-27-6885)にて受付開始。予約の際はお名前と参加人数をお知らせください。
11月30日(土)20:00~21:30(19:30開場)
チケット代 1000円 ※定員 50名