カタリココ at 百年 2008

柴崎友香さんの小説作品にはゆったりとたおやかな時間が流れ、なにも特別なことは起きないのに、まぎれもない小説的時空が存在し、谷崎潤一郎の『細雪』や『蓼喰う虫』を思わせます。大阪に生まれ育ち、東京に移り住んでそろそろ3年になるそうですが、「異郷」としての東京は彼女の目にどう映っているのでしょうか。またそれはどう創作に活かされているのでしょうか。また写真も撮られるので、写真と小説の関係も、ぜひうかがってみたいテーマです。

柴崎友香(しばさき・ともか)
1973年大阪生まれ。1999年にデビュー。その後もコンスタントに作品を刊行。2004年には『きょうのできごと』が映画化される。主な著書に『青空感傷ツアー』、『また会う日まで』、『その街の今は』、『主題歌』など多数。集英社WEB文芸「レンザブロー」でフォトエッセイ『小さな覗き窓』を連載。
http://renzaburo.jp/

大竹昭子(おおたけ・あきこ)
1950年東京生まれ。ノンフィクション、エッセイ、小説、写真評論など、ジャンルを超えて執筆。また朗読のイベントもおこなっており、一言でくくれない多様な面を持つ作家として活躍している。『バリの魂、バリの夢』『アスファルトの犬』『眼の狩人』『図鑑少年』『きみのいる生活』など著書多数。
紀伊國屋書店のブログ「書評空間」でブックリビューを連載中。

11月1日(土) 20:00開始(19:30入場)
チケット 1500円
予約開始 10月11日(土)11:00より受付 
定員 60名
10月29日(水)より11月24日(月)まで柴崎友香、初の写真展開催!

10月5日(日)ECD at フライング・ブックス
12月20日(土)坂口恭平 at 森岡書店
は各お店にお問い合わせ下さい。