New Stock 2021/01/28



マイナー音楽のために:大里俊晴著作集
伝説的バンド「ガセネタ」や「タコ」で活躍した音楽学者/ロック・ミュージシャン大里俊晴の著作集。ジョン・ケージ、オーネット・コールマン、シュトックハウゼン、早川義夫、ポール・ボウルズ、セリーヌ、間章、などなどジャンルの枠を超えた跳梁跋扈の評論集。


天国のをりものが:山崎春美著作集 1976-2013
高校生の頃に阿木譲の『ロック。マガジン』でデビュー、伝説の自販機本『Jam』や『HEVEN』をはじめ様々な雑誌へ寄稿していた山崎春美の著作集。「ガセネタ」「タコ」のバンドメンバーでもあり、70年代-80年代当時のアンダーグラウンド・ロック界隈について書かれた文章が興味深いです。


非時と廃墟そして鏡 間章ライナーノーツ1972-1979
音楽批評家・間章によるライナー・ノーツ集。大学在学中に『ジャズ』誌に音楽批評を発表し、批評活動を開始。阿部薫や近藤等則らのプロデュースをおこなっていたことでも知られています。掲載されているライナーノーツはブリジット・フォンテーヌやファウスト、カン、阿部薫、アルバート・アイラーなど。


日本の電子音楽 増補改訂版
日本における電子音楽の発展と受容の軌跡を、膨大な資料と当事者たちへのインタビューによって再現した1冊。論文や作曲家へのインタビューを追加し、全面的な改稿、新発見のデータを加えて500ページ(!)を追加した増補版。


五十年後のアルバート・アイラー/細田成嗣=編
総勢30名以上のミュージシャンや批評家たちがフリー・ジャズの伝説的存在、アルバート・アイラーを解き明かす類例のない研究書。菊地成孔と大谷能生による対談や大友良英へのインタビューも掲載されています。