今日も暑い。毎日暑くて、買取りでお持ちいただいた本までやや温い。暑い日はなかなか本が売れない気がする。本と気温は関係あるのだろうか、「読書の秋」というくらいだから多分読書に最適なのは涼しい気温なのだろう。けれど夏は暑いものだ。だから、せめて開いた時に涼しくなるものを読むのはどうだろう。そう例えば余白の多い詩なんていい。開いただけで風通しがいい感じがするじゃないか。ということで、強引なようでもありますが、詩の棚入れ替えてます。八木重吉、山之口貘、田村隆一エトセトラ・エトセトラ。ぴっかぴかの本ではないけれどその分、試しに読めるお手頃価格です。開いて本の余白に涼しさを感じつつ、中身を読んだら詩人の心はなんてホットなんだろうとも思った。先日市場からやって来たバカボンのビニール製人形・貯金箱もなかなか好評。値付けをしながら名前を覚える。ブタ松親分とか色々。今日は市場に一人で行った。2度目。文庫本を2口落とした。あとは全然落ちなかった。

詩つながりでというわけじゃないけれど昨日は高階杞一の『早く家へ帰りたい』(夏葉社)を読んだ。何か一大事があった時にこの本をまた開くのだろうと思った。本は山田宏一『増補 友よ映画よ、わがヌーヴェル・ヴァーグ誌』、柴野京子『書棚と平台』、大竹伸朗『既にそこにあるもの』を布団で電車で読んでいる。休日の映画は「泣き濡れた春の女よ」「モンスターズ・ユニバーシティ」「ビューティフル・ニュー・ベイエリア・プロジェクト」「神奈川芸術大学映像学科研究室」「100回泣くこと」を見た。あと山川さんとカラオケに行って朝まで歌った。ゴールデンボルバーの「女々しくて」を知らなくて明け方3時くらいに「同い年の友達をもっと作った方がいい」とアドヴァイスを受けた。