また時間が空いてしまった…。
ここ2,3週間は時間をつくって気になるお店を巡った。といっても本屋ではなくて、本屋以外のところ。同じ業界をみても、何も広がらない(とは言いすぎだけど)。違う業界をみることは、自分たちのいるところを俯瞰してみることができる。扱っている商品は違うが、いいお店(人気店ということに限らず、真摯な取り組みをしているお店など)がどうして支持されているかを考えることは非常に重要。やはりいいお店というのは、その街で何を求められているかという声をしっかり聴いている。これもコミュニケーションのひとつだ。
僕が百年をはじめて、忘れないというか大事にしている、お客さんから頂戴した言葉がある。「こういうお店がほしかった」。非常にうれしい。そのお客さんにはいまもお越し頂いている。お店を続けていくということは、自分がやりたいだけではだめだということでもある。なにかを諦めないといけないこともあるかもしれない。けれど、それは妥協でもなく、迎合でもなく、街と共に生きるということであり、前を向いて歩くということなのではないか。
あたらしいお店をやりたくて、場所をさがしているけど、なかなかない。予算的な問題、単純にいい場所がないなど複数の要因がある。けれど、実現可能かどうかはべつにしてたくさんアイデアや考えが出てきておもしろい。この時間も無駄ではないだろう。おそらく。

青はあと一か月で2歳になる。最近は、自己主張が強い。ズボンは自分で履くんだいと言って(おそらく。まだ喋らない。)、履こうとするのだけど大概うまくいかない。履けたとしても尻が出ている。なので手伝おうとすると、やだっと言って(これははっきり言う)怒る。遊んでいても、何か自分のルールと違うと泣いて怒る。けっこうめんどくさい奴。とはいえ愛おしいのだが。