三連休の初日。よく晴れた暑い日だった。昼過ぎに、今度のイベントチラシを印刷しにコミュニティ・センターへ。あまりに暑く、またあまりに人が多くて驚く。街を歩く人の顔と服装が、完全に夏のそれでうれしくなった。夏は楽しい。うきうきしながらお店に戻るも、売れ行きはなんだか秋を思わせるものだった。
 
今週はイベント準備を進めた。上田勝彦さん(Re-Fish代表)に今度のイベントにご出演頂きたく、水産庁に出演のおねがいに行った。上田さんはテレビなどで拝見した通り、情熱的で素敵な方だった。お忙しい中しっかりとお話しのための時間を頂き、ご出演頂けることに。他のゲストの方は、ファーマーズ・マーケットの田中佑資さんとタウンキッチンの北池智一郎さん。来週以降、田中さんと北池さんにもご挨拶にお伺いする予定。どんな場になるのか、どんな場をつくることができるのか、あれこれ考える時間がたのしい。イベントは8月25日(土)どうぞご期待ください。
 
昨日は阿佐ヶ谷で古本屋の方々と飲んだ。はじめてご一緒する方もいて、そわそわしていたのだけれど、ある程度飲んだあたりからやっぱり何かを捨ててしまったような気がして、今日になってひやひや。他のお店の方と話すと「ほんとうに古本屋はそれぞれのやり方があって、それぞれが全然違うんだなあ」と勉強させて頂くとともに「どんな仕事もしんどいのは当たり前で、古本屋だって決して楽な仕事じゃないけれど、だけど良い仕事なんだろうなあ」ということを思う。近しい友人や知人が、仕事の話をする顔つきや口調とはまったく違う。
考えてみれば、今週は毎日飲んでいた。暑くなると本を読まなくなる。毎年のことだけれど極端に読書量が減る。つまりそれはお酒を飲むからで、飲むと読めないから。本に使うお金も時間もお酒にまわる。ああ、こりゃいかんと思うも、夏は楽しいので仕方なし。今週は東浩紀の「一般意思2.0」と堀江敏幸さんの新刊を読み進め、合間にクレジオの映画の本を何度も読み返し。