イカスキル

井の頭公園の桜が咲きかけていて、吉祥寺は普段より一層賑わっていた模様。昨夜公園を歩いたら、ちらほら咲いていた。でも、まだ3分咲きくらい。桜としては最も見られたくない時期かも、なんかショボショボでちょっと情けなかったし。 

以前からフォトショップやらイラストレーターやらを使えるようにならなきゃなと思っていたのだけど、先日百年で開催した「<建築>としてのブックデザイン」関連トークイベントで、ゲストの仲俣さんや藤原さんが「インデザインイイヨスゴイヨ」というようなことを仰っていたので、インデザインの体験版をダウンロード。眉間に皺寄せ格闘してみたところ、どうも本気の文字組ソフトっぽい。でも解説本も買っちゃったし、まあインデザインもイラレもフォトショも大体同じなんでしょと思っていたところ、私以外の百年関係者総出(といっても3人)に「いやだからインデザインじゃなくてフォトショかイラレ使えって何度も言ってるじゃん、なんで文字組?」と半笑いで言われてしまった。インデザインと格闘した数時間は無駄だった、まじかよと思いながらも本日やっとイラレの体験版をダウンロード。解説本片手に眉間に皺寄せるもちっとも意味がわからなかった。とりあえず慣れようと思って、矢印の図形を作ってみた、それからそれを90度回転させて、足をつけたしてイカにしてみた。30分くらい時間をかけてイカができた。図形は作れるようになったけどこのスキル…どこで生きるの…イカ作れても別に…。まだ道のりは長い。
 
先週は古本勉強会があった。荻窪ささま書店さん、下北沢ほん吉さん。私が教えてほしいと思うことはいつも抽象的になりがちで、おそらくもっと具体的な話をしてこその勉強会なのだろうといつも反省。ただ、抽象的だと言われてもささまさんやほん吉さんからは沢山のことを教えてもらっている。古本の話をするときの「楽しい」っていう感じとそこから派生するあらゆることを教えてくれたのは、他の書店の方々だと思う。まあやっぱり抽象的なのだけど。
 
徐々に暖かくなって、この時間でも外から人の声が聞こえるのはちょっと新鮮。さっき起きたばっか!っていうくらい元気な声が聞こえる。