連休初日、セール初日に昨日までの天気が嘘のような雨。
吉祥寺はぶらぶら歩くのぴったりの街だから、雨が降ると街から人が減る。
今日は、朝からセール準備。毎回セール時は、これでもかというほどに「セール!」と書いた紙を棚にべたべたと貼っているのだけど、いつも「えらいアナログな方法だよなあ」と思う。万一セールに気付かない方がいたら…と思うとついつい貼りすぎてしまう。
今回のセールは初の試みの中古CD全品半額セールも開催です。なんか恥ずかしいんだけどやっぱりこれいいんだよね…というものから、ハードコアやテクノなどの掘り出しものまでとにかく雑多に揃っております。赤いシールのものは通常840円なので期間中はなんと420円です。煙草とほぼ同額…!安い!(そして煙草が高い)
 
先々週末から今週の頭まで1週間ほどお休みをもらったので、バリ島へ行ってきた。何度ぼられ、何度頭が真っ白になり、何度怒鳴ったか知れないほど大変な目にも合ったけれど、バリ島はとにかく美しく、そこに住む人々も自然体で美しかった(女からはぼられ、男からは卑猥な言葉を浴びせられてばかりだったけれど)。のんびりすんだ…と思いながら旅立ったけれど、実際はのんびりするどころか厳選に厳選を重ねた小説は開かれることなく、現地で買ったブレスレットをゆわく間すら惜しかった。バリでは、バリ島の人々やオーストラリア、マレーシア、中国の人から「日本では何やってるの?」と聞かれ、「古本屋で働いている」と答えると、どの国の人からも驚かれ、不憫がられた。確実に拾った本を路上で売ってると思われた。オーストラリア人からは、雇用形態・勤務時間・給料・仕事内容まで事細かに聞かれた。最終的には「なんで古本?」と突っ込んだ質問まで。「日本の若者の中で古本屋は結構人気なんだぜ!」と答えてみたけれど、なんだか嘘をついた気もする。