ライオット・セール

セール初日も無事終了。
お越しくださったみなさま、今日もありがとうございました。
セールは8月8日まで続きます、いままでで一番期間の長いセールです。
 
今日もセール準備やらネット登録やら補充やらであっという間。
たくさん本が売れる日というのは、たくさん補充をする日、だから、たのしい。
今日は文庫がよく売れました、文庫がよく売れる日は、友人に料理を振舞って前菜をベタ褒めされたときの気分に似た気分になります。
あの豆腐とアボガド混ぜたやつが一番おいしかった~みたいな。豆腐とアボガドは確かにうまいけど、メインも褒めてほしいというのも正直な気持ちです。
 
先週は、吉祥寺バウスでローラーガールズダイアリーを見てきた。
junoのエレン・ペイジの主演作で、今年見た中でも5本の指に入れたいくらいの大ヒット。
ドリュー・バリモアのドブ声がまたたまらなかった、笑い声すら汚いから最高。
加えて90年代くらいのライオット・ガール・ムーブメントに近いものを感じて、非常に胸が熱くなった。もうライオット・ガールなんて言葉は流行らないのかもしれないけれど、キャスリーン・ハンナやスリーター・キニーが教えてくれたことは、ひたすらに楽しみなさい、ということだったと思う。楽しむための強さを身につけなさいと、彼女達は言っていたのだと思う。エレン・ペイジの姿にそんなことを思い出した。
あと、エレン・ペイジの恋人役で出てくる男の子(劇中ではオリバーという名前だったはず)にも感動した。小さめのTシャツ、虚勢されたグランジやってるバンドのボーカル、センスは良いけど頭は悪いよねという感じの役柄、10代の文系女子が一度は憬れる男子の姿を100%再現していた(と思う)。
 
ここ最近ホンマタカシの「たのしい写真」を繰り返し読んでいる。
前半の写真史の章がいちばんすき。写真を愛すことの楽しさが伝わってくる。
それから、ロスト・イン・アメリカをちびちび読んでいる。読み終わったら「東京から 現代アメリカ映画談義」(青土社)へ移ろうと思いつつ、ロスト・イン・アメリカを読むたびに映画が見たくなるのでなかなか進まない。昨夜、スピルバーグの「ジョーズ」を見た。