写真と言葉 伝えることの可能性

「世界は小さな祝祭であふれている」(現代企画室)を上梓したばかりの写真家・小野博さんと、写真批評家・竹内万里子さんをお迎えして、トークイベントを開催します。
世界70ヶ国、100都市以上を歩いたアムステルダム在住の写真家と、「パリフォト」日本特集のゲストキュレーターを務めた写真評論家が、『世界は小さな祝祭であふれている』のメッセージに踏み込んで、 ”写真で見せること、言葉で語ること”、 そして3.11以降の日本における “伝えることの可能性” について語ります。

小野博(おの・ひろし)
1971年生まれ。1996年多摩美術大学彫刻科卒業 2005年サンドベルグ・インスティテュート・ファインアート科修士課程修了 1992年から世界を移動し作品制作を始める。2002年からアムステルダムで生活をしている。1997年「コニカ写真奨励賞」を受賞。2001年「反-記憶展」展(横浜美術館)。2003年「VOCA展」(上野の森美術館)では奨励賞。また同年「旅 ─ここではないどこかを生きるための10のレッ スン」(東京国立近代美術館)に出品。著書には『ライン・オン・ジ・アース』(エディマン/新宿書房)がある。
小野博HP
世界は小さな祝祭であふれている詳細(現代企画室HP)

竹内万里子(たけうち・まりこ)
1972生まれ。写真批評家。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了(芸術学)。国内外のメディアや作品集等に写真批評を幅広く執筆。2008年フルブライト奨学金を受け渡米、米国における写真教育の現場を調査。同年「パリフォト」日本特集のゲストキュレーターを務めた。主な著書(共著)に『日本の写真家 101』(新書館)、主な訳書に『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』(赤々舎)などがある。東京国立近代美術館客員研究員などを経て現在・京都造形大学准教授。

2012年12月8日(土)20:00~22:00(入場19:30)
チケット:1000円
百年店頭にて「世界は小さな祝祭であふれている」ご購入の方100円引き
11月17日(土)11:00~予約開始。
予約はHP右上の「お問い合わせ」から、もしくは電話(0422-27-6885)、店頭にて承ります