百年「と」装丁探索 終了しました
~私の好きな装丁家8人衆 話し手:大貫伸樹~
終了しました
2007年8月3日(金)
20:00~22:00
チケット(1ドリンク付き):800円
本の楽しみ方の一つとして装丁というものがあります。装丁とは洋服みたいなものです。そして、その本のコーディネイトを考えるのが、装丁家の仕事です。
明治末から昭和初期にかけて、アール・ヌーヴォー、アール・デコ、前衛美術の影響を受けた美術家たちが装丁で腕を競い合いました。華やかな本、奇怪な本、モダンな本、これまでにはない本が読者を作家を驚かせました。本は画布となり、遊びの場となり、美を競う場となったのです。
今回のイベントではブックデザイナーであり、装丁史研究家でもある大貫伸樹さんをお迎えしてその頃活躍した装丁家《橋口五葉・杉浦非水・恩地孝四郎・木下杢太郎・竹久夢二・村山知義・柳瀬正夢・斉藤昌三》が手懸けた装丁の魅力について、実際に本を手にしながらお話していただきます。
大貫伸樹(おおぬき しんじゅ)
1949年、茨城県生まれ。ブックデザイナー、装丁史研究家。著書『装丁探索』(平凡社)でゲスナー賞受賞。造本装幀コンクール受賞。他の著書に『製本探索』(印刷学会出版部)、リトルプレス『本の手帳』がある。
大貫伸樹の造本探検隊