百年「と」アンダーグラウンド~映画『幽閉者(テロリスト)』公開記念~

トークイヴェント~いま、「アンダーグラウンド」は可能か~
監督:足立正生×プロデューサー:越川道夫
メイキングビデオ『幽閉者(テロリスト)たち』(監督:土屋豊)上映
 
終了しました
2007年1月26日(金)20:00~23:00(休憩含む)
チケット:1400円(1ドリンク+1フード付き)
定員:50名
当日の入場時間は19:30からとなります。予約順ではなく来店順の入場となります。
ご予約は百年のホームページ・お問い合わせからメール、もしくはお電話にて承ります。
百年にて〈『幽閉者』特別鑑賞券リアル獄中画5枚組セット¥1800〉取り扱い中!!
 
「アンダーグラウンド」がもはや機能不全に陥っていることは明白だし、自己完結する「サブカルチャー」をつまらなく感じているのは僕だけじゃないだろう。そういう状況の中で「アンダーグラウンド」の意味というものを捉え直してみたい。「アンダーグラウンド」を再確認することで、その言葉が有効だった時代といまの差異が見えてくるはずだ。もし、いま「アンダーグラウンド」が可能だとすれば何ができるのか、ということを足立正生さんに聞いてみたい。それが足立さんが『幽閉者(テロリスト)』を撮った意味にも繋がる。「テロリスト」を問うのではなく、「敵」を問いたい。
越川道夫さんには「アンダーグラウンド」という言葉を刷新して欲しいと思う。再定義ではなく、新しい言葉がほしい。 言うまでもないが、「アンダーグラウンド」を問うことは過去の時代が良かったということを意味しない。あくまでも、いまを、いまの「気分」を知りたいのだ。
 

足立正生
映画監督。60年代を中心に若松孝二らと共に日本映画界で活躍。代表作に『女学生ゲリラ』などがある。1974年にパレスチナに渡り、日本赤軍に参加。1997年にレバノンで逮捕拘留、2000年に強制送還。35年ぶりの新作『幽閉者(テロリスト)』が2月3日より公開される。
 
越川道夫
映画配給宣伝会社・スローラーナー代表。映画だけでなく、さまざまなジャンルに造詣の深い、いま信用のできる映画プロデューサーの一人でもある。プロデュース作品に『青い車』、『赤い文化住宅の初子』(2007年公開予定)がある。配給宣伝作品に『太陽』、『いつか読書する日』など多数。