高山なおみ『たべもの九十九(つくも))』原画展 関連イベント:高山なおみトークイベント
会期:2018年2月28日(水)‐3月18日(日)※火曜定休
時間:12:00—20:30
会場 一日(武蔵野市吉祥寺本町2-1-3 石上ビル1F)
※原画の販売もいたします(一部作品除く)
東京のみなさんお元気ですか?
神戸に越してきてからこつこつと書きためた文が本になりました。『たべもの九十九(つくも)』(平凡社)といいます。食べ物のことをアイウエオ順に綴っていたら、幼いころの家族のこと、20代のほろ苦い思い出まで食べ物といっしょくたになって蘇ってきてしまいました。本には私の描いた絵も挟まっています。うちにあるいつも見ている物を、もっとじろじろよーく見て、見えるままに描きました。描いていると、子どものころの私が戻ってくるような、まだ知らない私がはみ出してくるような感じになります。たどたどしい絵ではずかしいですが、吉祥寺時代にたくさんお世話になった「百年」の新しい「一日」で飾っていただけることになりました。よろしかったら、ぜひのぞきにいらしてください。
〈写真・濱田英明〉
料理家・文筆家 高山なおみ
1958年静岡県生まれ。吉祥寺「諸国空想料理店KuuKuu」のシェフを1990年から2002年までつとめ、のちに料理家、文筆家となる。『帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。』『日々ごはん①〜⑫』『高山なおみの料理』『野菜だより』『おかずとご飯の本』『押し入れの虫干し』『料理=高山なおみ』『実用の料理 ごはん』『気ぬけごはん』『ロシア日記』『ウズベキスタン日記』『高山なおみのはなべろ読書記』『高山ふとんシネマ』『きえもの日記』『ココアどこ わたしはゴマだれ』など著書多数。最新刊は『帰ってきた 日々ごはん①〜③』。近年は絵本制作にも取り組んでおり、画家・中野真典氏との共作として『どもるどだっく』『たべたあい』『ほんとだもん』『くんじくんのぞう』がある。3月初旬に食べ物をめぐるエッセイ集『たべもの九十九』が刊行される。
【高山なおみトークイベント】
【日時】 3月11日(日)17:00-(開場16:30)
【場所】 一日(武蔵野市吉祥寺本町2-1-3 石上ビル1F Tel : 0422-27-5990)
【料金】 1500円
【定員】 25名 (※お席は先着順となります)
Peatixにて予約受付中
http://ptix.at/RptpMm