『かかわり方のまなび方』西村佳哲(筑摩書房)を読了。あまり聞きなれないファシリテーションや実は何をしたいのかよくわからなかったワークショップについての報告書。獏として捉えていたものがすっきりと見えてきた。
「集まってきたみんながそのテーマについてどんな想いを抱いていて、どうしたいかが大事なんだと言う。参加者はそれぞれの実体験を持っているのだから、そこから始めればいいんだ。」ワークショップでどんな主題を扱うかという問いに対してのこの答えは、先日のart book fairで感じ取ったものとまるっきり同じだった。参加者それぞれの立場や考え方は違えど、同じDiY的精神を抱いていたと思う。そこに共感したし、百年で実践してきたことだけれど、これからはもっと尖鋭的でありたいと思った。
関連して『フィンランドで見つけた「学びのデザイン」』大橋香奈+大橋裕太郎(フィルムアート社)を読みはじめる。(百年で販売しています。)フィンランドにおける「学び」の紹介をしている。「学ぶ」ということが、「教わる」ということとは違うということがわかる。
 
今日は台風の影響か、引きが早かった。