スタッフ募集
スタッフ募集します!!!詳しくはこちらをご覧下さい。
突然去りました・・・。多くは書きませんが、そんなに根性ないものかと驚いております。(29歳だよ。時給は高くないけど、社員登用するという条件だったのにも関わらず。)定説通り、3日、3週間、3ヶ月でしたね。心血注ぐほどの仕事と感じなかったんでしょうね。それを示せなかったことは反省したい。
というわけで、根性のある方募集します。どこの世界でも同じだと思うんですが(ほんとに!)やさしくなんかありません。地味でしんどいことばかりです。けれど、本を介してコミュニケーションできること、喜んでいただけることは、何にも代え難い喜びがあります。古本屋という仕事は時間をかけて成長する仕事です。近道はありません。情報がいくらあろうと追いつきません。長く仕事と付き合える方にきていただけると嬉しいです。社員登用希望の方優先です。
昨日、会津のお客さんとお話しした。会津に住んでいて、会津でダンス公演を主宰するのでその打ち合わせに出てきたとのことだった。今回、東京に出てくるのがすごい怖かった、と言う。放射能はもちろん、差別を感じることに対して過敏にならざるをえない、と。事実、会津から来たことを恐る恐る言われた。そして、日常のあまりの違いに苦しんでいるようだった。たしかに、僕自身、現在同時進行であるにも関わらず、どこか他人事のように感じ始めていた。お話ししていて、そのことにもショックを受けた。会津では東電の作業員の方の家が多いらしく、家庭内での葛藤、軋轢で家族がうまく行っていないところがあるようだ。ほかにも切羽詰った状況のお話しをお伺いした。泣かない日はないですよ、とも聞いた。張り詰めた緊張感の中での、精神的にも現実的にも孤立した生活に限界が来ているようだった。そういった厳しい状況で人と触れ合うことを切実に必要としているのを感じた。サンボマスターじゃないけど、まさしく「そのぬくもりに用がある」んだ。何のたとえでもなく具体的に。孤独じゃない、ということを知らせることが必要で、なぜ苦しんでいるのか悲しんでいるのか、を聞くことも必要になってくると思った。その上で行動しなくてはいけない。絵本と写真集『ブタとおっちゃん』を買われていった。少しでも心が穏やかになってくれると嬉しい。本を介して何かできるのであれば、できるかぎりのことをしたい。