イベントのお知らせ

「本からはじまるいろんなこと」
~『〈建築〉としてのブックガイド』(明月堂書店)刊行記念
 
仲俣暁生(フリー編集者/文芸評論家)
藤原ちから+辻本力(『〈建築〉としてのブックガイド』編著者)
樽本樹廣(百年店主)
 
2011年2月26日(土)12時〜14時 @百年
入場料 500円(入場時までに当店にて『〈建築〉としてのブックガイド』をお買い上げの方は、入場料400円になります)
予約開始 2月11日(金)12時よりメール・電話・店頭で受付
 
出版不況、活字離れ、雑誌の休刊、電子書籍の黒船到来……などなど、「本」をめぐる言葉がネガティブになりがちな昨今。けれども本を読むこと/買うこと/売ること/作ること/書くことは、もっと楽しくてワクワクするような行為だったはず。その初期衝動に立ち返りつつ、本をとりまく様々な生態系、とりわけ新しい〈場=プラットフォーム〉としての本や書店について、土曜のお昼、アフター・ブランチの吉祥寺百年にて、語りあってみたいと思います。
 

■仲俣暁生(なかまた・あきお)
1964年生まれ。「マガジン航」編集人、文筆家。『シティロード』『ワイアード 日本版』『季刊・本とコンピュータ』などを経て、現在はフリーランスで、ウェブと紙の双方のメディアの編集に携わる。著書に『〈ことば〉の仕事』、『極西文学論 Westway to the World』、編著に『ブックビジネス2.0』ほか。

 
■藤原ちから(ふじわら・ちから)
1977年生まれ。編集者。出版社勤務の後フリーとなり、雑誌「エクス・ポ」、フリーペーパー「路字」、武蔵野美術大学広報誌「mau leaf」の編集などを担当。 演劇・映画のパンフレットや雑誌での編集執筆活動を行うほか、プルサーマル・フジコ名義で劇評なども書く。
 

■辻本力(つじもと・ちから)
1979年生まれ。編集者(時々インタビューアー、雑文書き)。「生活考察」編集発行人。「エクス・ポ」編集者。文化施設「水戸芸術館」にて演劇の制作および機関誌「WALK」の責任編集を務めたのち、09年退職、現在フリー。

 
■樽本樹廣(たるもと・みきひろ)
1978年東京生まれ。大学卒業後、新刊書店で5年間勤め、2006年8月東京・吉祥寺に「百年」をオープン。古本を中心に新刊・リトルプレスなどを扱う。不定期ではあるが、自主企画としてトークイベント・展示・ライブ・一晩スナックなどを行う。コンセプトはコミュニケーションする本屋。