池袋

池袋へ行き、まずは予約しておいたすずめやのどら焼きを購入。池袋へ行くならこれを買わないわけにはいかない。ジュンク堂を散策したあと、改装後はじめてのリブロをぶらぶら。そのあと、芸術劇場小ホールで前田司郎さんの五反田団『迷子になるわ』を観劇。(芝居を観にきている人で、とくになんでもないところで過剰に笑う人がいるけど、まあ好きすぎるということもあるんだろうが、映画館でのせんべいみたいなもので、気になってしょうがない。集中力がとぎれる。そこまで笑われると演者も恥ずかしくなってくるんじゃないだろうか。)自分を支えてきた時間がなくなったあとにどう生きるのかという不安を描いていた。その印象が、感触は違うが、朝吹真理子『流跡』(今年のドゥマゴ文学賞受賞作)に近かった。
僕が10代のころは、住んでいるんじゃないかというくらい池袋にいた。西武池袋線の大泉学園に住んでいて、選択肢は池袋か吉祥寺だった。居酒屋でバイトもしていた。知らない店がだいぶ増えたけど、ごちゃごちゃした、品のない感じは変わっていなかった。
夜は店。近頃、夜のお客さんが少ない。冷えてきたからかな。