ホルヘ・カリオン『世界の書店を旅する』(白水社)刊行記念トークイベント
日時:2019年6月7日(金)20:00~21:30(開場:19:30)
会場:吉祥寺 百年
チケット代:1000円(定員:50名)
予約:peatix ( https://peatix.com/event/688891/view ) もしくは店頭先払いにて承ります。
ホルヘ・カリオン×松本健二(ラテンアメリカ文学研究者)
2013年に刊行されて以来、スペイン本国で二万部を売り上げ、英国、フランス、イタリアなど十六か国で刊行されている話題作『世界の書店を旅する』(原題Librerías)。
本書は、世界の五大陸にわたるおよそ300軒の本屋さんを通じて、書店の過去、現在、未来について考察する紀行エッセイです。
その日本語版の刊行を記念して、スペインの作家・文芸批評家ホルヘ・カリオン氏が来日し、トークイベントを開催いたします。
聞き手と通訳は、本書に登場するいくつもの書店を実際に訪ねられ、同じく書店を愛するラテンアメリカ文学者の松本健二先生です。
日々足を運ぶ本屋、あるいは旅先での体験を通じて、お二人にとって特別な書店とは何かを、存分に語っていただきます。
©Beto Gutiérrez
ホルヘ・カリオン(Jorge Carrión)
1976年、スペイン・タラゴナ生まれ。作家、文芸批評家。バルセロナのポンペウ・ファブラ大学で学び、現在は同大学で文学と創作を講じる。エッセイ、短編および長編小説、紀行文などを執筆し、「ナショナル・ジオグラフィック」や「ロンリー・プラネット・マガジン」に寄稿している。
松本健二(まつもと・けんじ)
1968年大阪生まれ。大阪大学言語文化研究科准教授。ラテンアメリカ文学研究。訳書にR・ボラーニョ『通話』、『売女の人殺し』、『ムッシュー・パン』、A・サンブラ『盆栽/木々の私生活』、E・ハルフォン『ポーランドのボクサー』(以上、白水社)、J・エドワーズ『ペルソナ・ノン・グラータ』、C・バジェホ『セサル・バジェホ全詩集』、P・ネルーダ『大いなる歌』(以上、現代企画室)、共訳書にR・ボラーニョ『野生の探偵たち』上・下(白水社)、F・アラヤ『仔羊の頭』(現代企画室)など。