喜多村みか 写真展「DEEP POOL GUIDE」
6.4（wed）－6.23(mon)

「ことばにならないものをどうにかことばにすると、なんだか思ったものとは違ってきます、
でも、うまく言えないその何かが、どうしたって見え隠れするので、
そこに何かがあると信じて、近づこうとしてしまいます、
ところが、なんせそれは目に見えるようで見えないもので、
そして説明しにくいものなので、
これからも写真を選んでは捨て、選んでは捨て、選んでは捨て、
そうして削ぎ落していったら何か地図のようなものになるのかもしれないなと思いながら、
いつまでも、何か、何か、と言っているような気がしています。」

現在製作中の作品「DEEP POOL GUIDE」の中から選んだ作品を、
百年の店内に展示させていただきます。
期間中、お店で本を買われた方にはオリジナルしおりをプレゼント。
また、今回の展示に合わせた冊子も部数限定で販売いたします。
それから、6月21日には、スペシャルイベントとしてバイオリニストの勝井祐二さんをお迎えし、演奏会を行います。
ライブ後には、ふたりのトークも予定しております。お酒でも飲みながらみなさんと楽しい時間を過ごせたらと思います。
どうぞよろしくおねがいします。

【special live event】6月21日(土)20:00～（19：30開場）
チケット代　1500円（ドリンク付）　※定員 50名（立見の場合あり）

5月31日(土)11：00～店頭にて先払いの方優先予約開始
6月7日（土）店頭・メール（HP右上の「お問い合わせ」もしくはmail@100hyakunen.com）、電話（0422-27-6885）にて受付開始。
予約の際はお名前と参加人数をお知らせください。

喜多村みか（写真家）

1982年福岡県生まれ。2001年に東京工芸大学芸術学部写真学科に入学、2008年同大学大学院院芸術学研究科メディアアート専攻写真領域を修了。
在学中より作家活動を開始し、これまで多数の個展やグループ展を通し、国内外で作品を発表。2013年に初の写真集となる『Einmal ist Keinmal』をテルメブックスより出版。東京を拠点に作家活動を続けている。
主な受賞歴に2006年キヤノン写真新世紀優秀賞（渡邊有紀との共作）2005年ニコンJuna21入選がある。http://www.mikakitamura.com

勝井祐二（ヴァイオリニスト）

エレクトリック・ヴァイオリンの表現の可能性を追求し続ける第一人者。「1991-1992 JAPAN – UK Festival」の中心展示「VISIONS OF JAPAN」(Victoria and Albert Museum)のサウンド・ディレクターを務め、渡英。帰国後、日本最初期のレイヴ・パーティー「WATER」をオーガナイズする。「渋さ知らズ」のオリジナルメンバー。96年「ROVO」結成。90～00年代以降のオルタナティブ～野外フェスティバルのシーンを牽引した。02年に初来日したファナ・モリーナ、フェルナンド・カブサッキとの共演を機にアルゼンチンの新しい音楽シーンと交流を深める。2011年から「Fishmans」に参加。2011年新たなバンド「KOMA」を結成。2013～2014年にかけて、ROVO × SYSTEM 7として、アジア、ヨーロッパツアーを行う。