三井彩紗 個展「曖昧なほど眩しい世界で」


会期:4/6(水)-4/17(日)
会場:一日(東京都武蔵野市吉祥寺本町2-1-3 石上ビル1F)

 影から日の差す方へ、一歩踏み出すだけで光が溢れる。そんな瞬間が好きで、光の写真をかれこれもう10年以上撮り続けている。
 昨年、ひょんなことから目の病気が発覚した。どうやら私は人よりも光を感じるのが弱いそうだ。光を撮り続けてきた私が光を感じにくい病気とはなんという皮肉だろうか。自分の見ている光が何なのか、見えるとは何なのか。そんなことを考えるようになり、図らずも撮ることに意味と理由ができてしまった。
そういえば、病気が発覚したとき医師がこんなことを言っていた。
「見たいものが見えていれば、見えないとは言わない」
それならば、私は曖昧なほど眩しい世界を見ている。

三井彩紗
東京都出身
2009年 多摩美術大学卒業
写真作家として東京を拠点に活動している。
2009年 エプソンカラーイメージングコンテスト2009写真部門 入選

2015年 TAGBOAT ART FES 2015 南口 俊樹 賞 、たなか ちえこ 賞

2017年 Magnify Photo 優秀賞、JINS賞
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