大橋美由紀 個展「MOOD」

会期：2021年5月12日(水)～5月23日(日) 12:00～19:00
会場：一日(東京都武蔵野市吉祥寺本町2-1-3石上ビル1F)

☞http://www.100hyakunen.com/news/exhibition/202104243161

・今回の展示のコンセプトをあらためておきかせください。

過去の個展では、きっちりとテーマを決めて、作品全体に統一感やまとまりを持たせることを意識してきましたが、今回の展示では、もっと自由に、自分自身の好きな世界や今の気分を表現するということをコンセプトにしています。
モチーフもさまざま、画材もこだわらず、太い線だったり、細い線だったり、自分のアトリエにラフに飾るようなイメージです。

・特に女性向けのコスメティックアイテムやファッションのイラストレーションを中心にてがけられていらっしゃいますが、そういったものを描きはじめたきっかけはありますか？

もともとファッションが好きなことと、ファッションイラストレーションを学ぶ学校に通っていたので、自然とファッションをモチーフに描くようになりました。

・シンプルなラフスケッチのようでありながら洗練された線がすごく素敵だと思いました。線（または作品）を描くうえで気を付けていることはございますか？また、影響された作家がいれば教えてください。

余白と、線の強弱を大切にしています。
好きな作家はたくさんるので、いろんな影響を受けていると思います。
特にシンプルなものに惹かれるので、ピカソ、マティス、モディリアーニなど、画家の素描が好きです。

・下書きや修正をしていらっしゃらないように見えますが、作品はいわゆる一発描きですか？

はい、一発描きです。

・人物、建物、コスメティックアイテム、動物など、さまざまなモチーフを描かれていますが、ご自身のなかでは何を描いている時が好きですか。よろしければ理由も教えてください。

以前はほとんど人物がモチーフだったのですが、年々、人物以外を描くことも増えてきて、今はどんなモチーフを描くのも好きです。
今まで描いたことのなかったものを自分なりに表現できた時はとても楽しいので、いろいろなジャンルのものを描きたいと思っています。

・制作において大事にしていることはありますか。

大胆さと繊細さのバランスを大事にしています。

・影響を受けた本、おすすめの本、○○な時に読み返す本など、なにかあなたの1冊があれば教えてください。

モノクロの写真が好きなので、ブラッサイの「夜のパリ」など。

・今後の活動予定があれば教えてください。

特に予定は決まっていませんが、今回、久しぶりに展示をして、やはりこういった機会を持つことは大切だと思いましたので、今後も積極的に展示をしていけたらいいなと思っています。

会場では作品・作品集を販売しております。

2017年にオープンした古本屋＆ギャラリーです。古本屋「百年」の姉妹店です。
吉祥寺駅から徒歩3分。
写真、イラストレーション、絵画、立体、映像など、ジャンルは問いませんのでぜひご相談ください。
事前にメールにてお問い合わせ後、作品のイメージが伝わるもの(ポートフォリオ等)をご持参のうえ、どのような展示にしたいかをご提案ください。

5日間(水～日曜)：15,000円+2,000円(税抜)
11日間(水～月曜&翌水〜日曜)：30,000円+2,000円(税抜)
※最長2週間迄

✉mail@100hyakunen.com