『味岡伸太郎書体講座』刊行記念トークイベント

【日時】2018/4/20(金)19:30~21:00(開場19:00)
【場所】百年(180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-2-10 村田ビル2F Tel / Fax: 0422-27-6885)
【チケット代】1500円
書体講座
1984年に発表された仮名書体「小町・良寛」から35年の時を経て、見出し明朝体「味明」「味明モダン」の2種を含む新書体を発表された味岡伸太郎さんが、制作期間に寄稿した文やタイプフェイス・タイポグラフィに対する考えなどを「味岡伸太郎書体講座」(春夏秋冬叢書)にまとめられました。
味岡伸太郎さんをお招きし、これまでのお仕事や今回発表された新しい書体の事などをお話いただきます。
愛知県豊橋の同郷でいらっしゃるデザイナーの白井敬尚さんをお迎えし、普段なかなか聞く事の出来ないデザイナー同士のお話しをしていただきます。
また、3月には大阪で、4月には東京で「味岡伸太郎 味明物語 大阪展 東京展」も開催予定です。イベントが続きますが、そこでは語りきれなかった事を存分にお話しいただきます。

味岡さん (1)
味岡伸太郎
1949年、愛知県豊橋市生まれ。「美術に係わることでデザインが大衆に迎合しない。デザインに係わることで美術が社会との接点を見失わずにすむ。美術とデザインが造る山の稜線上を歩け。」画家・山口長男の言葉が活動の基準。1984年、かな書体「小町・良寛」をデザイン。以後、仮名書体を中心に、約130書体を制作。自作のタイプフェイスと関係した書体で、全てのタイポグラフィ、グラフィックデザインを制作。2001年、郷土の記録を残すため、出版社「春夏秋冬叢書」設立。並行して、国内外のギャラリー、美術館で現代美術作品を発表。

白井さん (1)
白井敬尚
グラフィックデザイナー。1961年愛知県生まれ。株式会社グレイス(宮崎利一チーム、1981–87年)、株式会社正方形(清原悦志主宰、1987–98年)を経て、1998年白井敬尚形成事務所を設立。 タイポグラフィを中心としたグラフィックデザインに従事している。2012年より武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科教授。
 主な仕事に『書物と活字』(朗文堂、1998)、『EXHIBITIONS』(ggg、大日本印刷ICC本部、2007)、『Tokyo TDC Vol.20』(東京タイプディレクターズクラブ、DNPアートコミュニケーションズ、2009)、ggg「ヤン・チヒョルト」展 アート・ディレクションとデザイン(DNP文化振興財団、2013)、『横尾忠則全装幀集』(PIE、2013)のほか、2005年から2015年にかけてデザイン誌「アイデア」のアートディレクションとデザインを担当した。
 第673回デザインギャラリー1953企画展「本の知と美の領域 VOL. 1 白井敬尚の仕事」展、日本デザインコミッティー(企画/構成:平野敬子)2011年。ギンザ・グラフィック・ギャラリー第362回企画展「組版造形 白井敬尚」展、2017年。同企画展に併せてggg Books No. 124『白井敬尚 YOSHIHISA SHIRAI(世界のグラフィックデザインシリーズ)』刊行。京都dddギャラリー第219回企画展「組版造形 白井敬尚」展、2019年巡廻予定。

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