カニエ・ナハ×小林坩堝 詩と出会う用意をしよう

<4月23日(土)20:00~21:30(開場:19:30) 会場:百年(東京都武蔵野市吉祥寺本町2-2-10 村田ビル2F Tel/Fax:0422-27-6885) ゲスト:カニエ・ナハ+ 小林坩堝 定員:50名 160403写真

最新詩集『用意された食卓』で、第21回中原中也賞を受賞されたカニエ・ナハさんに、ご自身がどのように詩を経験してきたのかを語っていただきます。
初めて読んだ詩、その時何を感じたのか、そこから詩への触れ方がどう広がっていったのか・・・
詩集の装丁を手がけるデザイナーでもあり、詩とダンスのコラボレーションパフォーマンスを発表するなど、様々なかたちで詩に携わり続けてきたカニエさん。
現在に至るまでのカニエさんの「詩に関する来歴」を語っていただくことで、詩にまだ親しみのない方や、既に詩を嗜んでいる方にまで、詩の世界が広がるようなお話をしていただければと思います。

対談相手は、小林坩堝さん。
小林坩堝さんは2013年に詩集『でらしね』を発表。戦後詩から現代詩まで、詩への造詣が深く、批評などのお仕事も数多く手掛けられています。
2015年11月に刊行された最新詩集『風船』では、装丁をカニエ・ナハさんがデザインしています。

最果タヒや文月悠光など、現代を代表する詩人がウェブや少年マンガ誌で詩を発表するなど、詩人たちの表現の場は広がりつつあり、わたしたちが詩に触れる機会が少しずつ増えてきています。
しかし、それでもまだまだ詩が身近なものとなったとは言えません。

そもそも現代詩ってなに?
小説や俳句とはどうちがうの?
何から読めばいいの?

現代詩の最前に居るお二人に「詩に関する来歴」を語っていただくことで、詩の世界への最初の一歩を踏み出せる機会になればと思います。

カニエ様プロフィール写真2016 (450x800)○カニエ・ナハ 
1980年、神奈川県生まれ。東京都江東区在住。2010年、「ユリイカの新人」に選ばれる。2015年、エルスール財団新人賞〈現代詩部門〉を受賞。2016年、詩集『用意された食卓』(2015年、私家版)で第21回中原中也賞を受賞。その他の詩集に『MU』(2014年、私家版)、『オーケストラ・リハーサル』(2013年、私家版)等。現在、「現代詩手帖」で詩誌月評を連載中。装幀家として、暁方ミセイ『ブルーサンダー』(2014年、思潮社)、『ウイルスちゃん』(2010年、思潮社)他。2014年より、同時代の詩人たちの手製詩集をプロデュースする〈ヴィンテージ詩集プロジェクト〉を展開中、最新作の小林坩堝『風船』はシリーズ10作目にあたる。

小林坩堝様プロフィール写真 (475x475)○小林坩堝(こばやし かんか)
1990年生れ。東京都在住。詩集に『でらしね』(思潮社・2013年)        
                                
                                             4月3日(日)11:00~電話(0422-27-6885)・店頭・メール(HP右上の「お問い合わせ」もしくはmail@100hyakunen.com)にて予約受付開始。チケット:1000円