Akhira Sano 個展「生成と観察」
会期：2021年4月21日(水)〜25日(日) 12:00〜19:00　最終日は17:00まで
会場：一日(東京都武蔵野市吉祥寺本町2-1-3石上ビル1F)

AIやネットワークの著しい発展や、COVID-19の世界的感染拡大により、現在私達は全く持って新しい価値観の中で生活しています。
今後は今よりもさらに完全な統制を強いられる世界になっていき、『完成されていないもの』『コントロールできないもの』は淘汰されざるを得ない世界が訪れるでしょう。
そのようなことに対して、『抗い』でもある自分の作品は『間違い』や『エラー』という要素を含んでいるかもしれません。
しかし、そもそもアート、創作活動には完全・不完全が存在しないと自分は考えています。

本作品では、不規則に生成された物質が、時にエラーを起こしながら互いに反応・リンクしている状態を表現しています。繰り返しとランダマイズされた”もの”達は、「拡がり」を可能にします。

複数のレイヤーが同時に、かつ不規則に拡散する様子を観察し、楽しんで頂ければ幸いです。
Akhira Sano アキヒラ サノ

1992年生まれ。東京都内在住。
主に『不完全性』『不可算性』『不規則性』をコンセプトに、作品を表現している。
ドローイング、映像、グラフィック制作の他に楽曲制作も行なっており、2019年にはSUN ARK RECORDSより、『KALO』、2020年には『Important Records』より、音響作品『Penetrating, For Filtration』を発表している。
・Instagram：https://www.instagram.com/_akhirasano/
・Bandcamp：https://sunarkrecords.bandcamp.com/album/kalo

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